株式会社クラレ様のバイオマス原料由来のガスバリア材「プランティック」を塗布した紙を使用した段ボールの「Evo段（商標登録済）」を上梓しました。

昨年は愛媛県産業技術研究所と愛媛大学との共同研究で以下の内容が発表されています。
※（注意）品種差、個体差など差が大きいものもあり、全てに当てはまるものではありません。

・ 高いバリア性が柑橘の芳醇な香りが滞留し、開封時に香りが広がることで臭いの記憶によるリピートが期待出来る。

・果皮のオレンジ色が増加傾向で、見た目の良さが継続する（限界点は今後の調査対象）。

・ 高いバリア性が酸素濃度減少、二酸化炭素濃度上昇で鮮度保持が期待出来る。

・ 柑橘のGABAを高める（温州みかんは実証済みだが、柑橘の種類や個体差で異なる）。

・ 「プランティック」はデンプン由来なので製紙原料としてのリサイクルが可能。

上記の結果を踏まえて愛媛県内の柑橘農家様へ「Evo段」を販売して、特徴ある「えひめみかん」のお役に立つようワークして行きます。